物語のアトリエとは

物語のアトリエは、母語をはぐくむマルチリンガル絵本・児童書の出版社です。

企画・編集 安藤陽子/YOKO ANDO

2002年から2012年まで、神奈川県の地域情報紙出版社「株式会社タウンニュース社」に勤務。鎌倉編集室、逗子葉山編集室で創刊編集長を務める。

2013年に長男を出産、2014年よりフリーライターとして活動。子育て・言語教育・ビジネス・アートなど幅広いジャンルのクライアントワークに取り組むかたわら、複数言語で子どもを育てる人々の多くが直面する「母語の継承」という課題に関心を持つ。

明治大学国際日本学研究科(2014年度、科目等履修生)、東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター(2015年度、多文化社会人材養成プロジェクト)など社会人に開かれた場で学びを深めながら、「就学前子育ての場における多文化共生」というテーマで実践研究を開始。当時居住していた新宿区で、新宿区立大久保図書館、親子日本語教室虹の会、多様な言語・文化を背景に持つ子育て当事者・子育て支援者らと連携しながら、「後悔しない多言語子育て」「やさしい日本語コンサート」など、官学民をつなぐワークショップを企画開催する。

2016年に長女を出産。2児ともに小児喘息による入退院を繰り返していたことから、2019年、多摩エリアに転居する。寛解後、2022年に「物語のアトリエ」という屋号で起業。2024年、出版社レーベルを立ち上げて、母語をはぐくむマルチリンガル絵本の企画制作に取り組んでいる。

東京都多文化共生コーディネーター
バイリンガル・マルチリンガル子どもネット(BMCN)啓発グループ メンバー
むすびめの会(図書館と多様な文化・言語的背景をもつ人々をむすぶ会)会員

論文
研究誌『多言語・多文化-実践と研究-Vol.7』「就学前子育ての場における多文化社会コーディネーターの必要性と役割」(東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター)

講演
清泉女子大学(2016,清泉ボラセンアカデミアシリーズ講演会)
八王子市(2017,多文化共生推進課主催によるセミナー )
イギリス ヨーク大学(2022,日本語教育関係者向け実践研修)
国分寺市(2023,恋ヶ窪公民館主催による多文化共生講座)

その他
新宿区多文化共生まちづくり会議委員(2014-2015,第2期)